パリからバス&フェリーでロンドンを訪問し、そして次はいよいよバルセロナへ飛びます。
憧れのサグラダファミリアをどれほど心を動かしてくれるのか。。。
ワクワクがマックスに飛び跳ねてます。
本旅最初のパリ編、ロンドン編もよろしければご覧ください。
今回の旅のレートは下記でで計算しています。
180.9円/イギリスポンド
156.7円/ユーロ
2024年1月の情報になりますので、ご計画の際には最新の情報もご確認ください。
5日目 気候・食・物価・景観 すべて合格バルセロナ
早朝、ロンドンのルートン空港の椅子で起床。
硬くなってしまった体をストレッチしてほぐし、バルセロナ行フライトのゲートへ向かいます。
今回はeasyJet で予約していました。41.99イギリスポンド=7,595円
意外にもあっさり、事前にオンラインでチェックインしていたので何の確認もありませんでした。
荷物検査も一切なし、カバンサイズなんか気にする必要はありませんでした。
(一応、規定サイズ以内のみ持ち可能と書かれた看板はあります)
機内はこんな感じで、モニターなし充電USBなしで非常にシンプルです。
2時間10分のフライトなので全く苦痛ではありません。
見るからにリゾートという感じ、これは期待できそう。
バルセロナ空港に 10時到着。
ロンドンとは打って変わって暖かい日差しが安心感を与えてくれます。
空港を出てすぐ向かいにあるバス亭より、A2番のバス(6.75ユーロ=1,057円)に乗ってPI Espanyaまで行きます。
チケットはバスに乗る直前にスタッフより購入。
そしてここで150番のバス(2.4ポンド=376円)に乗り換え、丘の上にあるムンジュイックまで一気に駆け上がります。
そして目的地に到着。
歴史を感じさせてくれる、見事な要塞です。
入場は有料なので注意。
私は入場せず、要塞の周りをグルっと散歩してみました。
朝日が船やコンテナヤードを照らすという、感無量の景色!
しかも1月で丘の上にも関わらず、風も生暖かい。
歩いてると汗ばむくらいの心地良い気候でした。
この日気温なんと18度。
こんなサボテンや、
こんなコーヒーの実みたいなものまで、植物の宝庫でもありました。
太陽をしっかり吸収して心も晴れ晴れしたところで、街へ降りてみようと思います。
さあどうやって下ろうかなと思った矢先、ケーブルカーがあるではありませんか!
料金なんと10.5ユーロ=1,645円!
バスなら400円かからないのに4倍の料金とは、バルセロナもなかなかやり手です。
普通なら乗らない私ですが、今回は普通じゃない。
限られた時間でもあるし、街並みの景色を眺めたいという思いから、乗っちゃいました。
かなり遠くですが、サグラダファミリアが!
下車するとこんなに上り行の行列が!!
バスなら400円かかりませんよ~
そして私はここからバスと徒歩で市街へ抜け、
ブケリア市場へたどり着きます。
時刻はちょうどお昼、うまそうな食材ばかりで選ぶの困ってしまいます。
イベリコ豚の生ハム、こんな生生しい姿で売られているんですね。
新鮮の証ではあります。
海老もでかい!隣のお客さんが購入してました。
悩んだ私は、ブケリアではなく隣にあるレストラン Bo De Boqueria で食べることに。
至福のひとときを頂戴します。。。
そしてシーフードパエリア。
パエリアと聞くと黄色いごはんをイメージしてしまうのですが、こちらは茶色。
お味はヤバすぎるぐらいうまかったです!
ビールと合わせて23.5ユーロ=3,682円とそこそこのお値段でしたが、もう一回来たいと思えるレベルでした。
街中を歩いているとこんな店にも遭遇しました。
caganer.com カガネールと呼ぶんでしょうか、う〇こをしているのがトレードマークの雑貨屋さんです。
どれも真顔でカワイイ表情をしています。
あなたは誰のう〇こを見たいですか?
商店街を歩いていると、これまたドデカイ教会を発見しました。
サンタ・エウラリア大聖堂と呼ばれるそうで、街中にあるにも関わらず巨大です。
ようやく宿へ到着。
今回泊るのはBooking.comで予約した セーフステイ バルセロナ ゴシックです。
1泊19.13ユーロ=2,997円
割ときれいな8人部屋ドミトリーで、寝るだけだと申し文ありません。
北京から乗り継いでパリ、ロンドン、バルセロナと続いてきました本旅ですが、5日目にしてなんとこれが初めての宿。
ロンドン初日では一睡もしなかったり、他はすべて空港泊などまともな睡眠を取ってなかったこともあり、17時から爆睡してしまいます。
6日目 建築って深い
そして8:00起床。
ついにこの日が来ました、本旅で一番行きたかった場所 サグラダファミリアを訪問します。
ここからは写真が多めになっていますので、ご了承ください。
地下鉄ではT-casualという10回券を購入、11.85ユーロ=1,856円でした。
Sagrada Familiaというそのまんまの駅があるので、間違えることはないでしょう。
入場チケットはツアー会社から日本語で購入できるのですが、割高なので公式サイトから予約されることをおススメします。
料金はタワー付きで36ユーロ=5,641円、アプリをインストールすれば各場所の日本語ガイドやAIで目視で見れない場所まで見れてしまう、というサービスもあります。
完成間近ということもあり、チケットは非常に人気で売り切れ注意です!
当日券はまずありません。
オンラインチケットは3か月前から販売されていると公表していますが、気まぐれなのかいつ更新されるのかわかりません。
必ず1か月以上前からチェックして予約しておきましょう。
ついに、ついに来ました。。。
こちらがサグラダファミリアです!!
写真はガウディ広場の池の後ろから撮影しています。
近くで見れば見るほど、複雑で精密なデザインであることがよくわかります。
こんなのどうやって設計するんでしょうか?
ここはちょっとこんな感じにしちゃえーみたいなアドリブ製作もあるのでしょうか?
中も一切手抜きなし、どころか精巧過ぎて言葉が見つかりません。
ひとつひとつの柱ですらデザイン、色、素材まで違うのです。
上を見上げればもう異世界。
ここで地べたで眺めながら眠りにつきたい。
教会としてもしっかり機能しています。
多くの方が参拝していました。
この謎の穴の上は入れませんが、公式アプリで中をのぞくことができます。
見えないところまでデザインされているって凄すぎませんか?
もう、すげーっ!しか言葉が出てこなくなります。
いつまでも天井を眺めていられます。
もう少し首の筋肉鍛えておけば良かった。。。
ほんとに、デザインが細か過ぎてどこを見ても飽きません。
登れるタワーは2つあり、生誕のファサードか受難のファサード。
私は定番?とも言える生誕の方のチケットを購入していましたので、エレベーターに並びます。
待ち時間約20分くらいでした。
上まで登ると、狭い橋を渡ることができます。
可愛らしい実りのフルーツがたくさん、間近で見れます。
バルセロナの景色がこの通り。
赤茶色の屋根で埋め尽くされた街並みがとてもきれい。
下りは螺旋階段でひたすら降りていきます。
この中央にある穴を除くと、はるか地上まで続いていて何だか怖くなってしまいました。
地上に降りて、今度は反対側である受難のファサードも見て回ります。
マインクラフトのように角ばったデザインですが、愛らしさも感じられます。
お昼の時間だからかもしれませんが、こちらのタワーはさらに並んでいました。
どれだけ写真を掲載してもこのすばらしさは写真では絶対に伝わりません、是非見に来てください。
暗くなってからまた見に来てしまいました(笑)
さて、興奮冷めやらぬ中、次はビーチの方面へ向かいます。
途中で何やら隠れ家のようで繁盛しているレストラン La Cova Fumada を発見。
看板はありませんが繁盛しているのがわかるので、ここで並んで軽食を取ることに。
大衆食堂って感じですね。
正直日本人おひとり様で入るのは少し勇気がいります。
昼間っから飲んでいる人も結構います。
メニューは一切読めません。汗
Google翻訳にお願いすることに。
とりあえずビール、そして隣の人が食べていたアーティチョークを注文。
アーティチョークは名前さえ知らず人生初でしたが、味付けがしっかりされていてこれがまたビールと合う!
中心以外は食べられないんですね、くちゃくちゃずっと噛んでも消化できませんでした。
合計6.5ユーロ=1,018円でした、これはお安い。
ひとつクレーム言うとすれば、目の前で食器洗ってて洗剤臭い。
そこから歩いてビーチ、プラヤ・デ・ラバルセロネタへ。
さすがに泳いでいる人はいませんでしたが、真冬なのに人が多く、心地よい風が吹いていました。
ビーチ沿いにはレストラン、ショッピングなども楽しめます。
砂アートで生計を立てている人も。
それにしてもすごい技術。
夜のフライトまで時間があるので、バスで移動し凱旋門も見てきました。
パリのものとは全く異なる雰囲気を出していて、カッコイイですね。
こちらはガウディの建築作品、カサ・ミラ。
クリスマス仕様なのか星が飾り付けられています。
以上、バルセロナの旅もこれで終了です。
期待以上に心を躍らせてくれました。
もう1日延期滞在したかった!と思えるほどでしたが、今夜のローマ行フライトが待っているので泣く泣くバルセロナ空港へ地下鉄で戻ります。
22:25発、00:15ローマ レオナルドダヴィンチ空港着
1時間50分のフライトなのであっという間です。
フライトチケットはTrip.comで購入、9,340円でした。
ローマ編に続く。。。