いよいよドバイからサウジアラビアへ突入します、それもバスで。
非常に長旅でしたが、陸路で行くワクワクさはたまらないものがあります。
是非参考にしてください。
バスのチケットはあらかじめネットで購入しておくことをお勧めします。
空席がない!で時間を無駄にするのが何よりもったいないからです。
(その時間さえも効率よく回って楽しめるのなら別ですが。)
私が購入したのはSAPTCOというサウジアラビアの公営バス会社で、ドバイとリヤド間往復の380SAR(約12,500円)でした。
ドバイ→リヤド:250SAR
リヤド→ドバイ:130SAR (往復で買うとほぼ半額)
帰りをアブダビ下車にしてしまうと割引対象になりませんので、ドバイを選択してください。
それでもアブダビ途中下車は可能です。
それにしてもこの会社のロゴはどういう意味があるのでしょうか?やっぱ星かな?
漫画の中で怒っている時に頭の血管浮き出てくるやつにしか見えません(笑)
こちらがバス会社の受付/待合場所。
結構わかりにくいですので下記地図を参照してください。
無事定刻 15:01 通り出発となりました。
(どうせ2時間くらい遅延するんだろっ思っててごめんなさい。)
これから約14時間のバス旅になるわけですが、まあ普通のバスですので快適というわけでもないです。
一応wifi付いてます。
停車駅はアブダビとリヤドのみなので、ほぼ直行便ですね。
翌日04:50到着予定です。
撮影しませんでしたが、シートの下(床)で完全に足伸ばして寝てる人がいました。すごく快適そうに爆睡してました。。。
しばらく走って街を過ぎると、ひたすら荒野が続きます。
乗ったのはこのバスです。
やっぱバスって旅感出てていいですよね。
3日目
そしてついに来ました、サウジアラビアの国境 イミグレです。
無事通れるんでしょうか、ドキドキです。
幸いにもバスで隣に座っていたサウジの方が超親切で英語も流暢で、サポートしてくれました。
(↓この人ではありません)
バスで国境越えする日本人はほぼ皆無らしく、怪しまれるというわけではないですが結構時間取られて、なんとかパスできました。
そしてバスはサウジを疾走。
途中で休憩も挟みます。
パーキングエリアというか小さな田舎の道の駅みたいなみたいなところに立ち寄りました。
トイレはこんな感じ。出すもん出せれば文句ないですが、皆さん基本ティッシュは使わない模様。
ちゃんと清掃されているようで、まだきれいな方ではないでしょうか。
バスの隣人と仲良くなり、食事をご一緒することに。
素手での食べ方を教えてもらい見様見真似で食べると、周りか(^^;)ら拍手喝采されました(^^;)
しかも支払いまで済ませてくれて!見ず知らずの私に!ありがたくご馳走しました。
肝心のお味は、普通にうまくて感動。
さらにさらにバスは爆走を続けます…
しかし、ほんっとうにあたりは何もない。
まさに荒野。
何もない大地ならでは、朝日がとても美しい。
まだ夜も明けて間もない時間、ようやくサウジアラビア リヤドのバスターミナルに到着しました!
ターミナルの場所はこちら。リヤド中心の南側に位置しています。
さあこれからどうしようか、ホテルチェックインまで時間はありすぎるし、、、なんてことを考えていると、
隣席で仲良くなったサウジ人(見た目そこそこ怪しめ)が、
もしよかったら、ウチの会社で休んでく?
だと!
私自身警戒はしていたものの、旅の醍醐味を味わいたくノコノコついていきました。
そしてタクシーに乗り込み、大都会リヤドの中をくぐり抜けて、、、
タクシーで街中走ること15分、、、
会社に到着。
なんと立派なオフィス!
ベンチャー張りのクールなインテリア!
理由も納得、インテリアデザインの会社に勤めているということで、今回ドバイから出張帰りだと言う。
いろんなデザインソフトを使用して、提案したりしているんだと。
さらにさらに、見ず知らずの私にウーバーで頼んで食事まで出してくれるではないか!
ここまで親切な人に会ったのは人生初めて。
お・も・て・な・しを掲げていた日本人として恥ずかしく思いました。
何度も食事代を渡そうとしましたが、一切受け取ろうとしませんでした。
これからこの人は豹変して私は詐欺被害にあうのか?と思ったほど。
結局そんなトラップもなく、本当に親切な人で感銘を受けたのでした。。。
尊敬しか言葉がありません。
素敵なサウジ人とは別れを告げ、ウーバータクシーでさらに大都会を疾走。
サウジアラビアは交通がめちゃくちゃ不便!!
リヤドはGoogle Mapで見て創造していた以上にとてつもなく広いてですが、電車やバスは長距離しか走っていません。
そのため移動はタクシー一択ですのでウーバーが重宝します。
たどり着いた場所はリヤドのシンボル、キングダムセンタータワー。
栓抜きみたいな超高層タワーです。
実はこれ、高層階は展望台になってるんですね。
サウジを一望できる場所の中ではここが一番ですので、さっそく上っていきます。
室内にこんな背丈のヤシの木ってどうなってんの?
展望チケットは 63SAR(2,070円)。
事前予約なしで、入り口のカウンターで購入しました。
景色を見てみると、いかにサウジがまだ発展途上国であるかがわかります。
これから高層ビルがどんどん建ちますよ~と言わんばかりの空き地はっきりとわかりますね。
これからの発展がとても楽しみです。
きっと10年後ぐらいには、新宿並みのビルが連なっているんでしょうね。
そして場所は変わって、こちらはジャーミウ アッラージュヒーという有名なモスク。
入場料はもちろん無料ですが、身なりで外国人(異教徒)だとすぐにばれます。
外国人は皆無で私だけでした。
ムスリムじゃないくせに何しに来たんだ?と思われそうで目線が怖かったのを覚えています。(ただの妄想だった模様)
サウジのムスリムの方々って、本当に敬虔。
環境ってここまで人を変えるんですね。
うろうろしていると声をかけられました。
やはり外国人は超目立つっ。
チップでも求められるのか?と私のいつもの悪いクセがよぎりましたが、そんなワケもなくあちこちガイドしてくれることに。
こちらは地下にある死体洗浄所。
ところどころにシャワーがついていますね。
たまたまご遺体はありませんでしたが、なまなましい空気感は息が詰まるものがあります。
モスクを後にして、リヤド中心にあるホテルに向かいます。
やはりサウジは車社会。
それなりに渋滞も激しいです。
それにしても夜のサウジは涼しくて心地よい。
ちょうどよい気温で、路上でも寝れてしまうぐらいです。
ちなみに写真右に見えるのは小さなモールで、商店がたくさん入っています。
こちらが今回泊まったホテル asia hotel。
なぜアジアという名前?
そんなことはどうでもいいですが、探した中では最安値 4,900円/泊で好立地でしたので2連泊。
まあ、可もなく不可もなく、といった感じでしょうか?
当初Airbnbで泊まろうと考えていましたが、全くサウジでは使われていないようで、わずか数件しかありませんでした。
ようやくbookingしたところも途中音信普通になり強制キャンセル。
あと、サウジにはドミトリーもありませんので節約旅は厳しいです。
翌日はさらにサウジの世界を探検します!