北京経由でパリに着いたその日にロンドンへバス&フェリーで向かうという過密なスケジュールになっています。
到着したのは大晦日の12月31日、果たして無事ロンドンでカウントダウンをすることができるのでしょうか。
本旅の準備~パリまでも綴っていますので、よければこちらもご覧ください。
2024年1月の情報になりますので、ご計画の際には最新の情報もご確認ください。
目次
3日目 カウントダウン in ロンドン
ロンドンの基本情報
・旅の難易度★★
・言語:英語
イギリス英語なので、アメリカ英語とは全く違う単語、意味になることがあり、イントネー ションと異なります。聞き取りが難しくても、こちらが話すことは理解してもらえるでしょう。
・通貨£イギリスポンド(訪問時のレート180.9円/ポンド)
・日本との時差-9時間(フランスとの時差-1時間)
日本が21時の時、イギリスはお昼12時
深夜0時をバスで出発し、フェリー、そしてまたバスで移動すること9時間、ついにロンドン にやってきました。
到着した場所はこちら。
ビクトリア駅より少し南に位置しています。
ここのバス停には何もありませんので、とりあえず少し北へ歩いてビクトリア駅まで行きます。
広いビクトリア駅にはベンチ、無料のキレイなトイレからお店まで何でもあります。
ここで歯磨きなどをしながら、少し気持ちを整えます。
充電できるちゃんと場所もあります。
スマホが生命線なので、こうゆう場所って本当に重宝するんですよね。
モバイルバッテリーとカメラのバッテリーも可能な限り充電しておきます。
このベンチ列だけがコンセントを使えるので、空いているかは運次第です。
また、いくつか試しましたがコンセントの半分くらいは通電されていません。
長く待った挙句全く充電されていなかったら時間の無駄なので、ちゃんと確認しましょう。
さて、ロンドンの名所へ繰り出すことにします。
歩いて10分ほどでバッキンガム宮殿に到着。
既にすごい人だかりです。
この日は大晦日ということもあり、何かイベントが行われていた模様。
中の様子は僅かしか見えませんでした。
バッキンガムを後にして、東へ歩きます。
すぐに表れてくるウエストミンスター寺院。
やはりすごい迫力がありますね。
そしてビッグベン。
一定の時刻になれば学校で聞いていた懐かしのチャイムと同じ、キーンコーンカーンコーン♪と鐘が鳴り響きます。
そう、日本の学校はこの「ウエストミンスターの鐘」を1950年代に採用したんだそうです。
テムズ川の向こう岸にある観覧車ロンドンアイもひょっこり顔を出しています。
それにしてもさすがイギリス。
空がどんよりしてますね~(笑)
ここからテムズ川を渡らずに北へ向かうと、トラファルガー広場にたどり着きます。
市民の憩いの場といった感じでしょうか。
公共トイレはありますが、有料です。
駅の改札のような自動扉で、1ポンド(180.9円)。
あなたは小するために支払えますか?
さらに北へ歩いていき、Ben’s Traditional Fish & Chipsというレストランへ入りました。
店名の通り、イギリス名物フィッシュ&チップスを注文します。
ちなみにフィッシュはcod(タラ)です。
イギリス料理はおいしくないという都市伝説がありますが、思っていたよりおいしく、味もあっさりしていて油っぽくなく食べやすかったです。
ボリュームはそこそこあったので、大変満足です。
15ポンド(2713円)という価格以外は!(内コーラ630円)
お腹も満たしたところで、さらに北上し大英博物館へ来ました。
なんと、無料なんです!
しかも全く並んでない。
最高の観光スポットですので是非お立ち寄りください。
かの有名なロゼッタストーン。(こちらはレプリカ)
3言語がみっちりと書かれています。
イースター島から持ってきた、本物のモアイ像。
現地のものは塩害などで劣化が進んでいると聞きますが、こちらは保存状態が完璧です。
時刻は夕方、イギリスの昼はとても短くすぐに暗くなってしまいました。
しかも寒い。。。この時の気温は8℃。
本日は大晦日。
そう、ロンドンアイでカウントダウン花火があるのです!
しかしほとんどのエリアは有料で事前に高額なチケット購入が必要です。
調べたらなんと95ポンド(17,185円)でした!
花火は約20分なので、859円/分ですね。
下記は2023年のページなので、今年計画されている方は参考にしてください。
お財布と相談するまでもなく、少し離れた無料エリアから見ることに。
様子を見にLambeth橋まで行ってみると、すでにこの人だかり。
ですがまだ十分見れるスペースがあります。
花火までまだ6時間もあったので、繁華街であるSOHOまでフラフラと散策することに。
大好きなm&mショップ。
ラスベガスでも行きましたが、ついつい寄りたくなってしまいます。
中ではカワイイキャラがビートルズポーズでお出迎え。
ちなみに私はピーナッツ推し。
※写真は翌朝のもの。
夜のSOHOはめちゃくちゃ賑やかで、パリピもたくさんいました。
アルコールを補給したい人はマストなスポットです。
21時頃になり、そろそろ場所を確保すべきと思い橋へ再度戻ります。
何ということでしょう、もう割り込んで入るスペースすらありません!
この人口密度、おしくらまんじゅうで圧迫されるので非常に危険な状態です。
観覧車が見えるところまで必死で割り込もうとしましたが、やはりだめでした。。。
というよりあと2時間以上もあるのにトイレを我慢できる自信がない。
この辺りでトイレできるところは一切ありません。
おむつを履いてくるべきだったのかもしれません。
仕方なく別のところで時間を潰し、Lambeth橋より少し離れたテムズ川沿いのMillbank桟橋あたりから見ることにします。
そしてついに!!
3!
2!
1!
HAPPY NEW YEAR!!!
かなり小さいですが、何とか見ることができました。
観覧車から発射される花火は世界中まわってもそうみれるものではありません、貴重な花火でした!
約20分ほどの花火&ドローンイルミショーを終え、興奮冷めやらぬ中大混雑の中移動します。
この時は特別に地下鉄すべて無料で朝まで稼働しているようです。
本来ならこのままホテルへ行って爆睡したいところですが、この日は超特別で値段が通常の3倍以上だったので、何とかなるか精神で予約していませでした。
が。
凍えるような寒さもあり、ひと気は一気に引いていきます。
SOHOだけは格別に賑わっていましたが、アジア人アラフォーお一人様は非常にハードルが高いです。
というわけで、セントジェームズパークやグリーンパークをひたすら歩き回り、ほぼ野宿状態で朝を迎えました。。。
宿をとった方が良い。
学びました。
4日目 元旦パレード
1月1日、毎年ロンドンではLNYDP(London New Year’s Day Parade)と呼ばれるパレードがお昼12時から開催されます。
チアリーディングのダンスやクラシックカーが走るなど様々なパフォーマンスを見ることができる、世界最大の元旦イベントとも言われています。
行進コースは下記の通り。
私が並んだのはRegent Streetで、1時間前で何とか前列を確保できました。
目の前でこんな壮大なパレードを見ると、さすがに感動します。
パレード早々、お馬さんが巨大な脱糞をお披露目してくれました。
この後、行進するすべての人が真ん中を避けて歩くという事態に。。。
強風を考慮?
スーパーマンみたいに通り抜けていくバルーン。
というわけで無事パレードも終始見ることができました。
余談ですが、このパレードの道路沿いにあるTESCOというスーパーは、ロンドンの滞在をリーズナブルにしてくれます。
ご存じの通りロンドンは物価が非常に高いですが、ここを利用するとかなり費用を抑えることができるので、おススメです。
バニラカプチーノ 3.45ポンド(624円)
チョコクロワッサン 1.1ポンド(198円)
プレーンプレッツェル 1.25ポンド(226円)
いかがですか?
無理にレストランで2~3000円の料理を食べなくてもお腹を膨らますことができます。
しかも普通にうまい。
さて、昨夜から一睡もしていませんが、続いて地下鉄を利用しタワーブリッジまで向かいます。
なぜか最寄りのTower Hill駅は一次的に閉鎖されていたため、次の駅であるAldgateで降りました。
地下鉄料金は2.7ポンド(488円)
公共の交通機関もなかなかバカにできない出費です。
私は橋の北側からこの長い橋を向こう岸から渡ってきましたが、結構な距離があるので体力に自信がない人は南側にあるLondon Bridge駅から向かうと良いです。
でも、降りて向かうのはロンドンブリッジではなくタワーブリッジですのでお間違いなく。
これまで茶色い建物ばかり見てきましたが、実は都会な側面も持ち合わせているロンドン。
まだまだ開発は進んでいきそうです。
やがて日も暮れてロンドンブリッジが徐々にライトアップされ出します。
一気にパッ!ではなく、ひとつひとつゆっくり点灯していきました。
この時ベンチに座って、売店で買ったポテチとカプチーノを飲みながら眺めていて、何とも贅沢なひとときを過ごしました。
あたりは真っ暗になっていきましたが、歩いてバス亭まで行き、テムズ川の南側の道路から人気のショッピングモール Covent Gardenへ向かいます。
バス料金は1.75ポンド(316円)
地下鉄より割安だったのでおススメです。
パラパラ雨の降る凍える中、冬らしいイルミを楽しみます。
中ではハンドメイドのアクセサリーなどを販売する店がたくさんあり、お土産にも最適です。
コスメや紅茶、レストランも入っており、多くの人で賑わいでいました。
アップルマーケットと呼ばれるだけあって、リンゴをモチーフにした飾り付けがとてもカワイイ。
ロンドンの街を十分堪能できたところで、次の国スペインはバルセロナへ。
ビクトリア駅に22:00集合し、ルートン空港まで予め予約していたエアポートバスで向かいます。
予約した会社はeasybusというところで、13.12ポンド(2,373円)でした。
交通手段はやはり直行してくれるバスが一番快適、かつ最安値。
とてもかんたんにチケットが買えますので、是非活用してください。
ロンドン近郊の国際空港はヒースロー、ルートン、スタンステッドなどいくつかありますが、どれも市街からかなり離れています。
電車で行って駅からバスに乗り換えなければいけない空港もあるので、事前に必ず調べておきましょう。
最寄りはヒースローですが、LCCで格安フライトの場合はルートンかスタンステッドになると思います。
フライトは早朝6:50。
ルートン空港の椅子は肘掛け付きなので寝にくく、コンセントも壁側に二カ所あるだけでした。
壁にもたれてスマホを見張りながら、いつの間にか昏睡状態に入っていきます。。。
バルセロナ編へ続く。