北京経由で始まった年末年始のヨーロッパ周遊、ついに完結編です。
ここイタリアではローマ→ピサ→フィレンツェ(今ここ)→ミラノとイタリア縦断していきます。
本旅の過去の記事も、よろしければ合わせてどうぞ。
本旅のレートは156.7円/ユーロで計算しています。
2024年1月の情報になりますので、ご計画の際には最新の情報もご確認ください。
9日目 屋根のない美術館を眺めて
エメラルドパレスというホテルで疲れを癒し、日の出を見るために朝5時から目覚めます。
あたりは真っ暗でほぼ夜。
それにしても寒い、気温は5度くらいだったと思います。
しかもあいにくの雨。
それでも日の出を期待してしまう私。。。
人っ子ひとり歩いていません。
歩く事約30分、100均の薄いカッパを着ながら少し泣きたくなってきましたが、何とかミケランジェロの丘へ到着しました。
どしゃぶりです泣
とても気持ちのいい朝とは言えませんね。
ミケランジェロがネオンに照らされています。
太陽が昇らず明るくなるまで1時間は雨宿りして待ったでしょうか。
見晴らしはご覧の通り。
オフシーズンに来るとこういう確率が高くなってしまうので、文句は言えません。
誰もいない丘をトボトボ降り、街へと戻ります。
雨に打たれ過ぎて癒されたかったのか、こんな高級カフェへ立ち入ってしまいました。
Caffè Gilli 、有名なお店のようです。
ツアーとかで来るときっと案内されると思います。
場違いと思いつつも、優雅な気分に浸らせてもらいます。
実はこちらのテーブル席で食べると、価格が高くなるそう。
この3点で14ユーロ=2,193円でした。
やってもうた汗
雨のフィレンツェを十分散策したところで、次はとうとう最終地点ミラノです。
フィレンツェサンタノベルタ駅から列車でミラノロゴレード駅まで走ります。
こちらもomioで予約、45.9ユーロ=7,192円でした。
よくよく考えればこれ、パリ→バルセロナのフライトチケットよりも高いです。
列車ではなくバスであればもっと格安ですので、お時間ある方はバスもありだと思います。
10:25発→12:10着でした、下車後はすぐに地下鉄に向かい、売店でトラベルカードと呼ばれるチケットを購入します。
2.2ユーロ=344円
ミラノ最大のスポットである、ドォーモへ直行します!
来ました、最終目的地。
まさに最後にふさわしい、巨大な歴史ある教会。
向かいの広場にもたくさんの人で溢れかえっています。
なぜか異常に多い鳩。
超人懐っこいです。
そばの商店街はまさにスーパーブランド通り。
グッチやヴィトン、プラダ、ドルガバ、フェンディなど名だたる高級ブランドが集結しています。
ミラノは意外と路面電車がたくさん走っていて、どれも個性的でキュートなデザインばかり。
左のシトロエンもまたカワイイですね。
こちらなんか、どことなくレトロさも感じられます。
一歩踏み外せばやばい雰囲気しかない場所も。
何も起こらないことを祈りながら通りますが、運しかありません。
ミラノで泊まったホテルは、Conbo Milanoという何ともおしゃれなところ。
ドミトリーの割にはやや高めの44.1ユーロ=6,910円。
1Fのカフェには学生っぽい人も多く、またテレワークしている人も多いように見えました。
朝食ビュッフェ付きなので、決して悪くありません。
11日目 マルペンサへ
とうとう帰国の日になってしまいました泣
ミラノ中央駅まで行き、マルペンサ空港までバスで向かいます。
チケットは10ユーロ=1,567円
つくづく思うのですが、目的地まで直行してくれるバスって本当に最高です。
地下鉄のように治安も比較的安全で、暖かくてスマホ充電も可能。
しらない内に仮眠してしまいます。。。
マルペンサ空港へ到着。
向こうに見えるのはスイスの山脈でしょうか?
オンシーズンに訪れてみたいものです。
11日目 帰国
帰りは北京ではなく上海空港経由。
見事な朝日がお出迎えしてくれました。
旅の費用
今回の11日間の旅の概算総費用は下記の通り。
名目 | 日本円 |
航空券代 (ロンドン→バルセロナ→ローマも含む) | 129,765 |
宿泊費 4泊 | 17,147 |
陸路交通費 | 36,811 |
食費 | 27,527 |
観光費 | 5,641 |
その他 | 2,200 |
合計 | 213,450 |
こうしてみると、航空券や交通費7割以上を占めていることがわかります。
しかしこれはどうあがいても避けられない出費。
食費も1食2-3000円が相場でしたので金銭感覚が麻痺してきますが、そこまで贅沢していない方だと思います。
以上、年末年始のヨーロッパ周遊ひとり旅でした。
どれかひとつでも参考となるものがあれば幸いです!