【ドバイ+サウジアラビア+スリランカ 9日間】⑧東洋の真珠編

KG
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どうも、弾丸で世界中を周っている自称バックパッカーのKGです。
今回はドバイ–>サウジアラビア・リヤド–>アブダビ–>ドバイと旅して、次はトランジットでスリランカに来ています。
運よく?早朝から夜までの14時間50分のトランジットなので、目指す場所はただ一つ、世界遺産シーギリヤ(Sigiriya)。
超最短時間での行き方を記事にしましたので、興味ある方は最後までお付き合いください。

スリランカと聞くと、まず何を思い浮かびますか?
私はインドの右下にある、としか思い浮かばないくらい無知でした。
この機会に一緒に勉強していきましょう(笑)
スリランカは、東洋の真珠とかインドの涙などと呼ばれている国で、大きな島国です。

正式名称: スリランカ民主社会主義共和国

首都: スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ(※実質的な経済中心はコロンボ)

人口: 約2,200万人(2024年時点)

言語: シンハラ語、タミル語(英語も広く通じる)

宗教: 仏教(多数派)、ヒンドゥー教、キリスト教、イスラム教

通貨: スリランカ・ルピー(LKR)

気候: 熱帯モンスーン気候(1年中温暖、雨季あり)

スリランカは、「セイロンティー」の名で知られる紅茶の名産地。スリランカ航空の飛行機の中でも、頻繁にセイロンティー?セイロンティー?とCAが周ってきてくれます。
飲みやすくおいしいので、お茶を毎日飲む日本人にとってはありがたいです。
ちなみにセイロンという名前は、イギリス統治下ではセイロンという国名だったのでその名残だそうです(1948年独立)。

スリランカのビザは下記サイトから入手可能で、料金は30USDです。
事前に入手しておくようにしましょう。

Online ETA Application

無事入国できたところで、限られた時間で目的地へ直行するため、空港の中にあるツーリストカー(ドライバー付きタクシー)のカウンターへ行き、依頼します。
ちなみに空港の場所は下記マップを参照ください。
ここからシーギリヤまで車で3時間、北東にあるシーギリヤロックへ向かいます。

https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d1013131.5941438349!2d80.79139639174109!3d7.292461182531515!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x3ae2efb735f22d5d%3A0x6ebd702103828b37!2z44OQ44Oz44OA44Op44OK44Kk44Kx5Zu96Zqb56m65riv!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1746488284689!5m2!1sja!2sjp

ツーリストカーの料金は120usdでした。
空港内にあるちゃんとした会社ですので、値下げは不可と思った方がよいでしょう。

手配が完了したので、そのまま車まで案内されて乗り込みます。
車は安心のトヨタ プリウス(ひとつ奥の赤い車)。
ここまでとてもスムーズ。

トランジットではなく時間に余裕がある人は、市街であるコロンボまで行ってからバスで行く方法もあります。

最初は興味深々でスリランカについてたくさん質問して会話を楽しみましたが、道中が長くドバイでの疲れもあり、うとうと寝てしまいましたzzz

うとうとしている間についに、シーギリヤロックに到着!

シーギリヤとは、「ライオンの岩」という意味で、岩の半ばには巨大なライオンの前足が残っています。
ストーリーは5世紀後半に遡ります。
カッサパ1世が王である父を殺して王座を奪ったあと、弟モッガラーナの報復を恐れて岩山の頂上に宮殿を建てた、つまり籠城だったという説があります。
王朝が滅びたあと、次第に忘れさられ、19世紀にイギリスの探検家が再発見するまで存在は知られていなかったそうです。

すぐにロックに登るのかと思いきや、駐車場からロックを目指して結構歩きます。
地上にもある遺跡を見てガイドの説明を受けながら、突き進みます。

巨大なロック、いかにも魔物が住んでそうでRPG感満載です。
入場料は30USD、もちろん外国人料金です。
2025年5月時点では35USD、スリランカルピー10,325でも購入することができます。

朝早く着いたのですいていましたが、午後に戻ったころには地元民の遠足や近場から来た外国人がたくさんいて大混雑してました。
遅くに行くと入場できないこともあるそうなので、朝がお勧めです。

それにしても、なぜこんなところにバカでかい岩がポツンと存在しているのか、不思議でなりません。

しかし実際にはサルがたくさん住み着いていました。

合計約1200段あると言われている地獄(?天国への)階段をひたすら登っていきます。
明日の筋肉痛は覚悟しましょう。
年配の方は数日後の筋肉痛で忘れたころにやってくるでしょう。

5世紀の時は階段などなかったはず。
当時のの人たちは階段使わずして、どうやって登っていたのでしょうか?
ほぼ命がけですよね。

徐々に景色が良くなっていきます。
曇ってて風もありますが、蒸し蒸しして暑いです。

どこまで高いところに行ってもサルがいます。
愛くるしい家族を見てると心が癒されますね。
いたずらはあまりしてこない気配がありますが、注意しましょう。

半ばまで登ってきました、これがライオンの門と呼ばれる場所で、前述の通りド迫力のライオンの前足が出迎えてくれます。
まさにラスボスのステージまで来たか感があります。

離れてみるとこんな感じ。大昔はライオンの体、顔もあったのでしょうか?
実際に再現してほしい!

それにしても曇り空がかなりマッチしてますね。

そう言えば、新婚旅行でスリランカを選んだという私の知人を思い出しました。
少し変わった人ではあったのですが、なぜスリランカ、、、とその時思っていました。
なぜ数あるハネムーン有名観光地ではなくスリランカを選んだのか、今日理解できました。

もう一息、と自分に言い聞かせながらさらに地獄の階段を上っていきます。

1時間くらいはかかったでしょうか?
ヒーヒーハーハー言いながら、ようやく頂上の庭園までたどり着きました。
(ガイドも一緒だが、余裕の表情。)

また景色のすばらしいこと。
そして風が気持ちいいこと。
汗がスーッと乾いていきます。

これまで山頂からの景色はたくさん見てきましたが、岩からの景色は初めてです。
断崖絶壁がジャングルの景色をより引き立ててくれます。

私が通ってきた道もこの通り。
はっきりと切り裂かれた道がわかります。

堪能した後は、地獄の階段を下りていきます。
登山経験者ならお分かりだと思いますが、実は下りの方が足に負担がかかってキツイのです。。。
手すりを使って腕の筋肉に分散させながら降りましょう。

無事シーギリヤロック登頂できたので、空港へ同じ道を車で戻ります。
思ったよりも時間が余裕でしたので、ゆっくり食事やお土産も買うことができました。

おまけの食事の写真も載せておきます。

食事もガイドと一緒に。
スリランカは物価が安いので誘いやすいですね。
スリランカと言えば、スリランカカレー。
辛い( ゚Д゚)

というわけで、無事空港へ戻り、日本に帰ってきました。

いかがでしたでしょうか?
ドバイからサウジアラビア、アブダビからまたドバイまで戻ってからスリランカを旅する9日間でした。
旅は2022年のものですが、料金以外基本的なことは同じだと思いますので、参考になれば幸いです。

このブログの筆者
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短期休暇を取っては旅に出るエセバックパッカーです。

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